令和版・社会人のドクターの取り方vol.0

 このページにたどり着いた方は、社会人Dr. に関心がある人かと思います。

わたしも、20代で理工学部でマスターまで取得しましたが、いつか機会があれば博士号を取りたいと、思いつつも、日々の仕事と生活に流され、20年ほどたってしまいました。ですが、取りたいという思いは消えず、いくつかの運と機会とに恵まれ、昨年無事、国立大学から博士号(工学)をいただくことができました。

 私は大学とのコネクションもなく、自分で、大学の門をたたき、入学して、学位を取り終えました。行動に起こす前までは、自分には、もう無理かな?と思って生活していましたが、取り終えて言えることは、行動さえ起こせば、だれでも不可能ではない道だと思えることでした。

 そこで、同じような思いをしている人の背中を押せるではないかと思い、ブログにすることにしました。

 私がどのようなアクションを起こし、どのようなステップを踏んで博士号を取得したか、数回に分けてブログにします。

 ここでまずは2点ほどの情報を提供します。

 年齢について:ちなみに私は普通の50歳を超えたおじさんです(笑)、さらに、同じ研究室には60歳の方もいて、無事Dr.を取得していました。ですので、研究室が受け入れてさえくれれば、年齢を理由にとれないということはないということです。

 マスター資格は必須か?:答えはNoです。学部卒でも、会社でマスター同等の研究開発業務についていれば、大学で博士課程を狙えます(詳細は各大学要領によります。)

 ここまで読み進んでいただき、すこしでも、心のハードルを下げるのの一助になれば幸いです。では以下に私の備忘も兼ねて、社会人Drとして学位取得に至ったか、数回にわけて書いていきます。

1 入学前の準備
2 入学試験、合格発表
3 入学・オリエンテーション、計画建て
4 大学での活動1,単位取得
5 大学での活動2,国内学会発表、国際学会発表、査読付き論文執筆
6 大学での活動3,おまけ、研究室活動
7 資格審査、予備審査、公聴会
8 卒業、学位授与式
9 その後の活動 学位を生かす。(終わりに)

これくらいのステップがあると思います。

では今回は準備の1項目だけ前倒しで記載します。

必要な期間:

No.1の準備で半年。マスターからそのまま博士課程に進む学生でも学位取得に約3年かかります。ですので、最短でも3.5年くらいはかかるということは覚えておいてください。

上に書いてある査読付き論文の執筆は、研究成果としてとても重要で世の中にない新たなものであるというお墨付きをもらうものですので、そこは教授と話しをしながら成果にまとめ上げていく必要があります。ここは研究室の方針やネタをどうするかアプローチに対するフォローが手厚いか、ほったらかしか?など、によって変わってきますが、いずれにせよ、査読付き論文がAcceptされない限り、資格審査の工程へ進ませてはもらえません。

 ここに躓くと、まずは在籍を3年以上に延長することになります。多くの国立大学では最長6年まで延長して、大学に社会人Drとして在籍できます。ですので、時間は3年から6年かかると考えるのが良いと思います。

 私はマスターまでの専門分野と異なる研究をしたこともあり4年かかりました。長かったとも思いますが、1つ1つがかけがえのない経験で、だらだらと長かったという思いは全くありません。時間の確保に関しても、ある程度、リズムができてくると、意外とどうにかなるものです。余計なことをしている暇はなくなると思いますが、逆に充実度はあがりますので、会社と大学と家族などの社会生活の3本柱に集中することを心に誓うことくらいかと思います。

 ここの文章を見ていただいても、いくつかのキーポイントが出てきたのがわかると思います。まず有限なリソースとしての時間を3~6年確保するのと同時に、それを実現するために大事なこととして、

・研究室(教授)選び、・家族や会社の協力(理解)をえること。は安定して続けるうえでもとても大事かと思います。イントロの延長でここまで書いてしまいましたが、次の準備のところで、具体的に、どのような準備が必要となるか具体的に示していきます。

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