令和版・社会人のドクターの取り方vol.9 その後の活動 学位を生かす。

博士を取得すると、いろいろ変わります。

修士までは大学が認定するものですが、博士は国が認定する学位です。

ですので、”公的に認められた研究者”となるわけです。

博士論文は国会図書館に収めることとなります。今はPDFです。

大学も博士論文を公表するので、インターネットの検索で、必ず出てくるようになります。

一般企業でも1%もいないので、会社でも良くも悪くも特別な存在になります。

名刺にもPh.Dを付けられるようになります。

ここまでは小さな変化です。

多くの方が、Dr.取得を境に、環境のステップアップを望まれているかと思います。

博士論文を製本して、お世話になった方々へ献呈する習慣があります。これは分野や大学にもよりますので基本的には先輩方から伺って、誰に渡せばよいかはきいておきましょう。

それとは別に、大学の先輩や、会社の上司などに話をすると、お祝いをしてくれる方々がいますのでその方々へ、あいさつ代わりに製本した博士論文をお渡しするのもよいと思います。

ここまでは、期待をこめた、知り合いへの通知です。

具体的活動としては、

・知人に、新しい環境を探している旨を伝える。

・社内での研究職業務への異動願い。

・研究職の支援ポータルサイトを探す。

この3つが大きなアクションになるかと思います。

最後に、私の博士を取得した個人的な感想を書かせてもらいます。

博士を目指す前に聞いていた言葉があります。

博士は”足の裏の米粒”だと、

取らないと気持ち悪いが、取っても食えない。。

と、私としてはその言い回しは”うまい!”のか?と思って聞いていましたが、この言葉は全然違います。

初めは何となく、博士が取ることを目的で、スタートした私ですが、実際取ってみて、一番思うことは、心の変化です。

博士を取ったからには、自分の知識や技能をもって社会貢献しないと、この人生がもったえないと感じています。

一旦そう感じてしまうと、前と同じ仕事を続ける気が起きなくなってきます。アクションを起こすことが私の使命と感じます。そして、アクションを起こすために、Ph.Dを取得したということが、名刺となり、突破の糸口となる気がします。

さらに、追加で変わった環境の変化があります。自分の周りに集まってくる人が志が高い人が増えます。「〇〇へ挑戦をしているのだが、一緒にやってみないか?」という誘いが取得して1年で3件ほどありました。チャレンジ精神を買っていただき、こいつなら新たな挑戦に一緒に関心を持ってくれるだろうという期待、成功への伴走者としての声掛け、があります。これは自分にとっても相乗効果となります。

ですので、

食える食えないのレベルではありません。新たな世界へのパスポートになると思います。

この景色を見ていただきたいです。

是非、博士号取得を目指してもらえればと思います!

Fin

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